LIGARE 湯澤のブログ

【子供達の足部から健康を考えて、なりたい姿になる!】

熱中症を知りましょう!(Part2)

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Part1で「熱中症」を知る事!

無知ほど怖いものはないと言う事を

感じたのではないでしょうか?


熱中症」の中でも特に「熱射病」は意識していかないとならない症状です。




Part2では、「水分補給について!!」



ひと昔前は「運動中に水分補給するな」「水分補給をすると動きが悪くなる」と言われる事があったかと思います。しかし…

現在では「運動中は小まめに水分補給しないと脱水症状になる」と考えが変わって来ました。




そこで、今回は「水分補給について」いくつかご紹介します。




①水分補給の目的は?

②水分補給の頻度、飲み方は?

③水分補給に適した飲み物は?

④最後に…!!





①水分補給の目的は?


・体温調節機能を崩さないため

・汗となって出た水分の摂取

・カラダを冷やすこと


※気温や湿度の上昇、過度な運動により汗として水分と塩分が失なわれます。

そのまま水分補給しないと血液循環が悪くなり体温調節が出来なくなり、

体温が上昇し意識障害を引き起こす事があります。

※汗となって出た水分の他に塩分や糖質も失われてしまいます。

(糖質は塩分を吸収するのに大切な成分です。)

※カラダを冷やす事で体温調節ができるのと同時に口からの摂取だけでなく、首の後ろや脇の下、筋肉を冷やす事でも体温調節に効果的です。

(冷たい飲み物の飲み過ぎには注意!)




②水分補給の頻度、飲み方は?


・運動前に250mlを摂取(脱水予防)

・「ノドが渇いたら飲む」


※運動量や環境によっても変わりますが、最低でも30分〜1時間に1回は摂取が大切。

※特に大きくこれだけ飲んだら大丈夫と言うことはありませんが、ノドが潤い、脱水しないだけの量を飲めていれば大丈夫との事です。

(ノドが渇いたと感じたら枯渇が始まっているので摂取する。)




③水分補給に適した飲み物は?


・スポーツドリンク


※汗で失われた水分や塩分を摂取するためにはスポーツドリンクが適している。

スポーツドリンクは、糖質が含まれている事で塩分の吸収を促してくれるので、運動時の水分補給の効率化や運動パフォーマンスを高めてくれます。

※人間の体液に近い成分がある事から、水に比べて長い時間カラダをみずみずしい状態に保てるというデータもある。

よって、水分補給で重要なキープ力もある。




④最後に…!!


上記に紹介した事は、

あくまで運動時や運動中の水分補給です。

日頃の水分補給でスポーツドリンクを摂取すると糖分の摂りすぎになってしまうので、

摂取する際は水かお茶などで大丈夫です。


1日を通して日頃から水分を摂取する事は非常に大切です。

朝起きた時、食事の時、寝る前など意識的に水分を摂取する習慣をつけましょう。


水分補給のサインとしては、

・トイレの回数が少ない

・尿の色が濃い

・脚がつりやすい

・夜中に喉が乾く

が例としてあげられます。


これから1日を通して暑い日が続きますが、

「ノドが渇いたら飲む」を意識して水分補給をしてみてはどうでしょうか???